リアム

リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズのリアムのレビュー・感想・評価

4.5
高2のある日。それまで普通にジャパニーズポップスを聴き漁っていた頃、なんとなく洋楽でも聴いてみるかとふと手にした1枚のアルバム。それを聴いた時の衝撃は25年以上経った今もはっきりと覚えている。そう、オアシスだ。

オアシス解散からリアム 復活のソロデビューまでを追ったドキュメンタリー。突然訪れたオアシス解散、ビーディアイに感じた物足りなさ、ノエルのバンドに感じる違和感、プリティーグリーンの服を買いながらリアム の本当の歌声を待ち続けた。そしてついに訪れた歓喜の瞬間、何物にも変えられない本物のリアム ギャラガー が帰ってきた!オアシスでも無くビーディアイでも無い、リアム ギャラガー だ!

映画では解散後の苦悩や葛藤、未練などリアム の別の顔も語られ、復活に至る貴重な映像が詰まっている。家族や新しいパートナー、ボーンヘッドなど様々な人達が出演しており見応えあり。確かにノエルは偉大だが、リアム の偉大さはその歌声であり、唯一無二の存在なのだ。そしてリアム はセカンドアルバムでいとも簡単に復活のソロデビューアルバムを超えてみせた。これからも最強のロックンロールスター、リアム ギャラガー から目が離せない!
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