このレビューはネタバレを含みます
史劇
リアルな風俗
ヨハンは裏切り抜いて生き残るの?
ガガーリン提督が欲により清の思惑に乗り、ロシアとジュンガルとの戦争を画策
プルタヴァの戦いでロシアはスウェーデンに勝利
1万人以上の捕虜をシベリアに送った
同じころ東方では、ジュンガルが清の群体を撃破した
清は他国の協力が不可欠となる
ロシアとジュンガルを敵対させようとするも成功しなかった
清では“パイザ”と呼ばれる金の板は、一国の統治者に手渡される
受け取った国は戦の際に清への加勢を求められるのだ
サンクトペテルブルク
ピョトール・アレクセイヴィッチ皇帝
金塊を得る平和的遠征
ブッフホルツ大佐が指揮
十数名選抜…10名連れていき残りはシベリアで調達
「踊っておけ 足があるうちに」
トボリスク
セミヨン・レメゾフ
マーシャ…娘、
ペチカ…息子
ヤルカンドの金塊
デマーリン・イヴァン…軍人、セミヨン宅へ寄宿
ヨハン・レネット…スウェーデン人捕虜、セミヨン宅使用人
ブリギッタ・クリスティーナ…アル中の夫、ドイツ語
ヨシー…ヨハンの犬
「私も同じだ。生き延びるために何でもする」「順調?」「あんまり」(笑)「でも希望は捨てない。君もそうだとうれしい。広大なロシアの片隅に追いやられてもずっと信じている。必ず自由になれると。スウェーデンに帰ってやる。絶対に。見ててくれ」
泣きながら走り去るブリギッタ
「開戦から13年よ。もう疲れたわ。祖国に帰りたい」「私の家に来るか?スウェーデンの」「ああ(笑)、スウェーデン?行きたい」ハグ
「提案があります。スウェーデン捕虜を入隊させては?」
夏が訪れた
いよいよ遠征が始まる
カラの要塞…五稜郭(笑)
デマーリン少尉
ザイオン・オンホンダイ…ジュンガル
ヨハンがザイオンに「ロシアの皇帝から盗んだ」とパイザを差し出す
「ロシアと清は手を組んだ。戦争をする気だ」
→ザイオンの部下に→提督の指示
補給部隊…セミヨン、マーシャ、ブリギッタ
ザイオンに襲撃され、セミヨンだけ要塞へ
戦争がしたい提督の密命で、ジュンガルにパイザを渡したヨハン
オンホンダイにブリギッタを抱かれる
「この戦争は意味がない。ロシア人には要塞を離れ故郷に帰ってもらおう。この者を信じる。この和平交渉に同意するなら大砲を1発撃って知らせろ」パイザをイヴァンに返す
オンホンダイ追放
ブリギッタを取り戻すためにオンホンダイのヤクソクに踊らされ取手の門を破壊するヨハン
デマーリン…大尉に
ガガーリン提督絞首刑
イヴァントマーシャは5人の子供に恵まれ
トボリスクで生涯しあわせに暮らした
セミヨン・レメゾフは80歳で他界
ロシアの地図作成史に貢献した彼は、シベリア地図帳と年代記を遺した
ペチカ(マーシャの子)「おじいちゃん、天使だ」
イヴァン・ブッフホルツ
オムスク市を建設し少将の位で退役
すばらしい功績を残し70歳で永眠する
ヨハン・レネット
ブリギッタ・クリスティーナ
18年後にスウェーデンへ戻り
ジュンガルについての回顧録などで有名になった
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