紅梅シュプレヒコール

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONEの紅梅シュプレヒコールのレビュー・感想・評価

3.8
人気シリーズ『ミッション・インポッシブル』の最終章の前編にあたる今作を鑑賞

世界を支配する能力を持つAI<エンティティ>の制御を可能にする2つの鍵を巡り、IMFが世界を駆け巡る物語となっています

率直な感想としては、今まで公開されてきた7作の中では残念ながら下位にあたる作品でした

私が今作にハマらなかった理由は明確で、今作から初登場となる新キャラクター、グレースが好きになれなかったことに尽きます

知らずの内に大きな事件に巻き込まれる彼女なのですが、人を信頼しない性格のためにイーサン達の保護を拒否して逃げ回り続ける

この[グレースを捕まえる→逃げられる]の展開がずっと続くので、中盤あたりでは辟易してしまった

2時間30分にも及ぶ長尺であるにも関わらず、同じようなことの繰り返しばかりで飽きが回ってくるのが早かったです

あとシリーズ物の弊害ですが、過去作と似通った展開が多く見られ、目新しさを欠いていたのも残念(もしかして、最終章なので過去作を踏襲した…?だとしても裏目っている気がします)

好きなシリーズなので、期待値が高かったのもあると思いますが続編に不安を感じてしまう作品でした