おたば

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONEのおたばのレビュー・感想・評価

4.6
アクションは緊張感マシマシなのに、雰囲気はなんかほっこりする。

これも大人の余裕ってやつなんだろうか…。

大人気スパイ映画ミッションインポッシブルも
ついに前後編となるような大作を作り出してしまいましたね。いや、パート1としか書いてないから三部作とかもなきにしも…

これまで割と
冒頭で任務失敗、仲間が死亡し、裏切り疑惑発覚から真の黒幕登場というテンプレート構成な印象だったんですが、今回はその構成とは違う感じでした。

物語はまずとある潜水艦からスタート。
ソナーに映る某国潜水艦が魚雷を発射、あぶねぇ!と対策を講じるもソナーから魚雷も敵艦も突如姿を消し、何が起こった?というまま不慮の出来事からそのまま沈没。

その潜水艦でとあるシステムの鍵とされる2つの十字架の鍵を入手しろ。というのが今回のお題目。

今回のイーサン達は鍵を狙う組織、イーサンを狙う小隊、そして過去に死んだはずの因縁ある男達と追って追われてを繰り返すのですが
その間に1人の民間女性にも翻弄されることになります。

一緒に逃亡したり、逆に逃げられたり
今まで不可能なミッションを遂行してきた凄腕エージェントが1人の女性にことごとくまかれているのが印象的です。

そして何より今回の大ボスは人間ではなく、人工知能が感染してしまった何か。
デジタルを駆使してきたサイバーエージェント達は自分達のツールすら、それに乗っ取られ翻弄させられてしまうんですね。

ノースタント、ノーCGの過激アクションも見どころなM:Iですが、今回は翻弄されていく中での物語も面白いですね。
アクションのおかげで心臓もバクバク、それのせいで頭もいっぱい回転する、手に汗握るぜこれは。

気がつけばあっという間の90分強。
続編も期待して待っています!!
おたば

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