海老川

モルグ 屍体消失の海老川のレビュー・感想・評価

モルグ 屍体消失(1994年製作の映画)
3.4
死体安置所のバイト君が世間を騒がすネクロフィリア殺人犯疑惑をかけられてさあ大変というデンマークサスペンスのお話。

すげえ良い!!でも残念!!
プロットが秀逸!
序盤は退屈だと思えるイザコザも後々活きてくる効いてくる!ちっこい伏線回収の妙技が炸裂!
安置所の空気、そこにある死体、殺人犯、全てが不気味で精神的に不安になる映し方!

それらを映えさせるために、どうしても無理矢理な展開が悪目立ちしちまう。
細かいこと気にしなきゃええんだろうけどせっかく脚本が素晴らしいんだから、ただのB級で終わらせたくないから、惜しいと思っちゃうんだよな。時代が時代だから仕方ないけど全体的にチープなのも惜しい。惜しまれまくる。

間違っても退屈しない良作。
後半はサスペンス好きならテンション上がること間違い無し、間違い無しとまではいかねえな、たぶん上がる。
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