SEEDAさんのことは全く知らず、前情報もゼロでチョイス🎬
思いの外 吉田のラップシーンは極々少なくて、心の機微の変化や心象描写に力点が置かれていたのが、個人的には良かったです。
あのロンドンでのお姉ちゃんの登場シーンから、きっとこのお姉ちゃんがキーパーソンなんだろうなと思っていたら、想像以上に吉田にとって大きくそして大切な存在だったことが伝わってきて、お姉ちゃんの辿る道が残念で悲しくてならなかった。
お姉ちゃん子だった吉田には、さぞ耐えがたかっただろうな...。
いつもフードを深く被って下ばかり見て歩いていた吉田が、周りに馴染めなかった幼少期から青年期、そして大人になっていくにつれ、ようやく前を見て歩けるようになるまでの軌跡をともに歩むような、少しザラついてちょっとヒリヒリした作品でした。
高岡蒼甫さんが少し出てくるのですが、こんなに良い役者さんなんだ!と思う程、良いお仕事をされていました✨