切り落としてしまった「手」と
その本人のストーリー。
とても詩的なストーリー展開なんだけど、
なんだかふぅっと息を吐いて
包んであげたくなるような思いに駆られるエンディングだった。
「手」が意識を持ち主体性を持って行動するところが、手の本体である主人公の思いそのものを表しているようで、切ない描写に心が潤んでしまいそう。
(手が意識を持つのはいいんだけど、視界がある設定になってるっていうのが最初はちょっと不思議だったんだけど、途中からもう気にならなくなった。手ではなくて、これは意識なんだなって思ったから。)
エンディングのもっとその先を観たくなる終わり方だった。