この作品は面白く分かりやすい、大高洋子さんがはまり役、最後も重苦しいまま終わらずホッとできて良かったです。
人を観る目について考えさせられます。よく家庭でもあの家はどうだこの家はどうだと無邪気に会話してると思いますが、向こう側の事情はよく推察してないんですよね。
そう考えると、人は自分中心で想像力を働かせても他人の事は分からない、直接話をしても肝心なことを話せずお互い理解しあえない、という面があるのでしょうか。
人の長所と短所は表裏一体、硬貨の表裏、自身は最善を尽くしてもその時の状況で周りの評価は異なる、この連なりが人生なのかもしれません。
SNSの発達と利用する人の心の動きも興味深いです。この作品でもあまりに軽い考えで自身の行いが及ぼす影響を考えない人物が描かれてます。自分が発信する言葉には責任を持ちたいものです。
(メモ)
メガネの方、洞口さん？
