にこ

フル・モンティのにこのレビュー・感想・評価

フル・モンティ(1997年製作の映画)
3.7
職を失ったお金のないおっさん集団が集まって、ストリップ店はすごい稼いでるらしい、という情報から、俺たちも脱いだら稼げんじゃね?っていう安易な考えで、へった〜なダンスの練習を猛練習したり、男6人(おっさんかおじいさんかデブかブス)が集まって裸になる練習(はたからみたらゲイの集まり)してたり、ストリップを一日限りだが実行するために奮闘する。

きっちりこういう奮闘記映画の定石を踏んでいるなぁっていう印象でした。
起承転結しっかりしている、というか。
日本でいうと矢口史靖監督がこういうドタバタ奮闘記よくやってるけど、流れが一緒すぎて、逆に安心してみれるというか、気楽に観れて楽しい映画って感じですね!

1.主人公になにかしらの問題がある
2.とあるきっかけで何かをやろうと計画する
3.それを目指す道中のドタバタ(大概がみんな鈍臭い)
4.なにかしらの障害が発生し、困難になり諦めかける
5.ひょんなことでその障害を乗り越え目標達成。
7.ハッピーエンド

これがドタバタ奮闘記の定石ではないでしょうか笑

個人的にすごくいいなぁと思ったのがデブ男の夫婦。
俺のこんな体のダンスなんて誰が見たいと思うんだという問いに
私は見たいわ
と返す愛。
私も見たいわぁ、彼氏のストリップ笑
他の人には見せたくないけど←
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