破壊大帝神山メタルス

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームの破壊大帝神山メタルスのネタバレレビュー・内容・結末

2.0

このレビューはネタバレを含みます

酷い映画!

ミステリオに正体をアウティングされた所為で親友や恋人共々大学を落とされたピーターが直接大学に抗議せずチョビ髭の魔法に頼るというチート行為を働いた代償として叔母が死に、本人は全世界から忘れ去られる話。

なんて馬鹿げたプロット!

「トニー・スタークは人々の記憶の中で生き続けるが、これはピーター・パーカーの死」とはワイフの弁。何より今やMCU最古参メンバーであるハッピー・ホーガンの孤独を思うと泣ける。あと「ヴェノム」2作目のラストであれだけ期待を持たせて即帰宅の展開(しかも何故ピーターを知らないエディが呼ばれたのかも謎)の白け具合はドラマ「ワンダヴィジョン」でクイックシルバー登場の爆上がりを台無しにした一件を彷彿。流石にあちこち破綻し過ぎでは。

悪役を治療して改心させる点については自己決定権の否定で傲慢であるとの批判もあるようだけど個人的には許容範囲っていうかむしろあり。とりあえずケジメの4作目、期待してますよ!

0点にしたいけどデアデビルの登場と不覚にも大爆笑した「アメイジング!」の件で+2点。