<概説>
南北戦争直前の米国で、男は奴隷となった妻を求めて放浪する。最後に相対するは超有力な農園領主。頼れる相棒と協力し、彼は伴侶を苦境から解放できるのか。名手クエンティン・タランティーノによる風変わりな西部劇。
<感想>
"Noi vogliamo i molti soldi,ehi ehi ehi ehi"
アレ?コレじゃない?
"In this world,there's two kinds of people,my friend,those with loaded guns,and who dig"
ハイ?コレでもない?
"Hasta la vista,baby"
コレはもっと違う?
どうも"django"という単語が記憶の片隅にあったので調べてみたら、『続・荒野の用心棒』がソレだったそうで。
イーストウッドでもレオーネでもないのかよ!
キャストを事前にチェックしてみてもイーストウッドの名前はなく、アレアレ映画オタクの西部劇だよねと不思議に思うことしばし。開幕30分で思考停止を選択することに。
なにしろ典型的西部劇からえらく邪道を行っている。
主人公が黒んぼ(差別用語)なのは論外として、開幕からブチ○される保安官に、敵がインディアンではなく富裕層。挙句滅多に出ないMandingoなんてものまでねじ込んでくる始末。
西部劇といえば西部劇なのですけれど、監督の好きな作品とかを聞いていると「そっちの方向に突っ走るの…」と目が点になりました。
ダイナマイト?
あれはいいんです。実は結構頻繁に出ますよ。