MariaElena

オフィシャル・シークレットのMariaElenaのレビュー・感想・評価

3.8
色々とかなり実話っぽい、こういう映画こそノンフィクション!という感じのリアルな映画やった。
実話の場合は主人公についてマイナスな言及をするのは避けたいところなんやけど、かなり思うことがあったから“映画の中の主人公”についてツッコミたいと思う。実在するキャサリン・ガンさんのことは何も知らない。

イギリスの諜報機関で働いてて、アメリカの諜報機関からの文書改ざんを願うメールを見て怒り心頭になって、マスコミの友達にそのメールをリークしたらそら捕まるやろ😂
わかるで、そんなズルいことする国に怒るのも分かるし、そんなんでイラク戦争をおっ始めていいのか?っていう気持ちもわかる。
でも「メールがそのまま載る(新聞に)とは思ってなかったの!」って、載るやろ普通😂記者にメール流してんからそら載るやろ、マスコミなめんな?←
「ここまでの事態になるとは思ってなかったの!」と言い張る主人公に私は、何でここまでの事態にならないと思っていたのか逆に聞きたかった。
たぶん彼女が諜報機関で働くことになる際に、情報保護について必ず同意したと思うのよね。それを破る行為なのだから、そりゃあ捕まるでしょうよ。
だから彼女に同情というよりかは、旦那さんに同情した。マスコミにリークしたことを「興奮しすぎたわ」って反省するわりには、「私自白する!!」とまた急に興奮し始めるんやから、ほんまに旦那さん大変やろなと思った💦

まあでも悪いのは彼女じゃなくて国なんですよね。
文書改ざんとか日本の話かと思った←
どこの国でも程度の違いはあれど捏造とか色々あるのかもね。
私の小さな体験談で言えば、高校生のとき学校新聞に学校への意見を書いたら、マイナスな意見は切り取ってプラスなところだけを繋げて文章を変えて掲載されたことがある。その時(これが文書改ざんか…)と実感した😂
身近なことで言えば、不倫報道なんて報道される人とひた隠しにされる人がいて、マスコミやTV業界や芸能事務所の裏で何が起きているんだろうと思うよね。

それがこの映画みたいに、戦争が始まるか否かに掛かったこと(命が掛かっていること)で国の黒さが動かなければいいんだけど。
MariaElena

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