このレビューはネタバレを含みます
つまんなそう と思いつつも。
2000年の映画で、画面のザラザラ感がいい感じ。
昔馴染みと大学の先輩でつるむサークル？に入ってきた新入生が、
かつて住んでいた村で悪霊に取り憑かれた？らしき女の子で、その子のせいで何人も人が死に、
主人公の父親もその子のせいで死んだ、みたいな…。
この辺 ス～ッと流れてよく分からなかったわ。
サークル内の野球部の男に恋しているショートカットの女が、その男が新入生に夢中なのに嫉妬で皆にそれをバラし、結果その新入生が自殺。
数年経ってショートカットの女がアメリカから帰ってきて、死んだ新入生が見える…とか言い出すのが発端。
そもそもの、新入生の子が呪われてた？不幸を呼ぶ？だかの話がよく分からんにも程がある。
で、なんでサークル仲間を次々殺していくのかなぁ、恨むんなら1人か2人じゃない？と思ってたけど、それは最後にネタバラシがあって、主人公が部屋を出て行った後に全員で揉み合いになって中二階から落下した新入生が死亡。
隠滅する為に別人が変装して自殺の振りをしていた。
でもここでも、新入生が着ていた黒い服で飛び降りを偽装するんだけど、死体の新入生は下着にされてる。
その前の主人公の回想では落ちた新入生はまだ生きていて苦しみの声を上げながら死んでいくんだけど、何処で入れ替わったんだろう？新入生が下着姿で運ばれてたところからしておかしくない？
衆人環視の中、下に停めてあった車の上に落下するんだけど…？いつ着替えさせるの？させたの？分からん。
で、最後もショートカット女と2人生き延びたかと思ったら、結局新入生が現れてショートカットが死亡。
こいつを殺したらあなたと永遠に一緒よ、とか言ってたけど…？何の話？
主人公の父親が彼女のせいで死んだ、という話も全く何一つ説明してくれないからサッパリ分からんし、最後まで何の話？って思って終わった。
閉鎖的な村で、悪い事が起こると全部その子(新入生の子)のせいにしてた、って話が聞けるだけで、本当に主人公の父親が彼女のせいで死んだのかも分からないから、未だに因習に囚われて彼女を恨んでいる主人公も同類みたいなもんだし…。
もうとにかく、主人公のリップライナーが黒、というアバンギャルドなチョイスが気になって気になってしょうがなかった。
リップライナーをそんな色で入れる時代なんてあったっけ…？変じゃない？向こうでは流行していたのかな…。
