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テュサラヴァのTnTのレビュー・感想・評価

テュサラヴァ(1929年製作の映画)
3.6
細胞分裂みたいにくねくね動く物体のアニメーション。最初退屈に感じたし、にょろにょろと動く細胞のようなものが気持ち悪かった。しかしこの後の展開がより気持ち悪い。というか、不条理。分裂したもの同士が別個に成長したかと思うと、一方が一方を吸収する。アニメーションは、もうすでに不条理な世界を描いていた。何を持ってこれを制作したのかが気になる。抽象表現やシュルレアリスムとも関連づけられる作品。
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