久しぶりに映画鑑賞。
多重人格の主人公が、それぞれ曜日ごとに生きているストーリー。
中村倫也さんが、いろんな人格を使い分けて演技しているのが素晴らしいです。
倫兄ファンとしては、最高に贅沢な2時間でした(笑)
あらすじから考えて、てっきりミステリーだとばかり思ったのですが、これはサイコロジーな映画でしたね。
自分が自分であり続けるべきか否かを問う心理学的要素が満載の映画でした。
多重人格の映画って、どうしても人格を一つに統合しようとするものが多いけれど…。
統合することが本当に正解かどうかって分からないものですね。
どの曜日も個性的で充実した日々を送っているので、それを奪うのは良いことなのか?
そのまま、曜日ごとに生きるのもいいのかもと思ったりもしたけれど、彼が何十年も生きることを考えたら難しい問題ですね。
曜日ごとの人生があったら楽しいかもとおもいますが、そこは映画だなぁと感じました。
久しぶりの映画で充実できました(^^)
この手のストーリーは、最後にハッとする意外な結末が多い物ですが、この映画の場合はサラッと終わった印象。