アカデミー賞受賞作品。
前から気になっていたのですが、映画館に腰を据えて行けなかった…。
ようやく家でテレビ鑑賞♪
聾者の家族の中で唯一の聴者の娘の物語。
通訳として家族を全力でサポートする反面、自生活を犠牲にしている女の子。
学校、部活、恋愛、10代で当たり前にできるはずのことが、家族のサポートのせいで、全て蔑ろになってしまっている…。
家族もなんとなくその事に気がついているはずなのに、娘の優しさに甘えてしまうからみていて辛い…。
家族の誰が悪いわけでもない、他人に頼るより家族の方が安心で気が楽だから…。
その気持ちを娘も分かっているからこそ、自分の将来の夢を諦めてしまっていいのだろうかと、不安な気持ちになりました。
優しさがいつのまにか自分への足枷になっていたなんて…。
そんな切ない気持ちいっぱいでしたが、ラストに幸せのどんでん返し♪
彼女の夢を心から応援したくなる素敵なパッピーエンドでした(^^)