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ひとつの太陽のmimosaのネタバレレビュー・内容・結末

ひとつの太陽(2019年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

夜明け前、まだ太陽が登る時間には早く、暗く影が濃い時間。水がめも日陰もなく、日の光を浴びることしかできなかった彼はようやく安息の地を得たのかもしれない。

朝早くに家を出て、夜遅くに帰って。どこで何をして、どんなことを考えていたのか。本人しか知ることができない。

家族の歯車が狂い、やがて少しずつ再生し始めてもそこに彼はいないという事実だけが、ただそこに在って。見てからもしばらく身動きが取れなくなってしまった。
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