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ジェントルメンのdm10foreverのレビュー・感想・評価

ジェントルメン(2019年製作の映画)
4.5
【キャパシティ】

個人的な趣向かもしれないけど好き過ぎる。
感情を抑え目に言ってもだだ漏れが止まらないかもしれない・・・(笑)

とにかくマシュー・マコノヒーの「はち切れんばかりのセクシー」が全開でしたね。
もう「セクスィ部長」といい勝負(なわけない)。

個人的には、それほどガイ・リッチーの作品に思い入れが強いわけでもないとは思うんだけど、この作品は丁度いい「スレスレ加減」。
バカっぽい奴らも出てくるんだけど、うまく使えば最高の飛び道具にもなるっていう持っていき方なんかも上手いし、最期の最期まで真相を明かさずに「腹の探りあい」の応酬が観ていてゾクゾクする。

展開はジリジリとしているのに、テンポのいい映像と、ノリのいい曲の数々、そして何より曲者ぞろいのキャスティングが堪らなすぎて、あっという間に終わってしまった。

深くは触れないけど、コリン・ファレルの忠犬ぶりが個人的にハマッた。
あと、ヒュー・グラントのゲスっぷりも妙にしっくりくる。
なんだろうか、あの極端にニヤケくさい顔が胡散臭く感じるのかな・・・(あ、ごめんなさい)。


大麻王ミッキーの引退騒動に端を発したこの「ゲーム」。
いったい誰がこんな筋書きを描いたのか?
この結末すらも仕組まれたものだったのか?
そして誰が本当の意味でのフィクサーなのか?

まだまだ書き足りない故、久しぶりにネタばれコメ欄の復活です。
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