2021年日本では2本のガイ・リッチー映画が公開されていたのか……!
ということでもう一本の『キャッシュ・トラック』よりガイ・リッチー節の強い本作。
こっちは製作年が2019年なのでコロナ禍前。だいぶ昔だなぁ。
現代を舞台にイギリスの麻薬王の引退の噂から始まる裏社会の抗争劇。
もう話の構成、演出、編集、音楽までこれでもかというほどガイ・リッチー節を味わえる。
マシュー・マコノヒー、チャーリー・ハナム、ヒュー・グラント、コリン・ファレルなどなど豪華面々が揃って画面も華やか。
物語展開はクライム映画としても鮮やかにキマっているし、語り口が独特なのでよくあるクライム映画にとどまらずハッキリとした独自性もあって良い。
こういう映画が月に一本観れたらちょうど幸せなのよね。