仁義なき(紳士の)戦い
ガイ・リッチー監督による、スタイリッシュな「仁義なき戦い」。ここまでイカすワルすぎる戦いは稀です。リッチー監督初期作『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』のティーン的なスタイリッシュとは一変し、今作は年季の入ったスタイリッシュさ。スルメイカとお酒をつまみながら鑑賞したくなるものです。
ストーリー構成はやっぱりガイ・リッチー!時間軸をブレさせることで観客の頭を困惑させるものの、辻褄が合った時の開放感や安心感は択逸。いつしか癖になってしまいます。
出演陣も文句なしの超一流ばかり。なによりヒュー・グラントのお茶目な私立探偵姿を見れたのが最高の一言に尽きます。専属探偵に欲しいレベルです。
ガイ・リッチー監督のスタイリッシュな作風は時代と共に変わりますね。最高。