オオハラメグ

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編のオオハラメグのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

最初のひとカット目から画が綺麗で気合入ってんな〜って思って観てたら割と序盤から驚く程の速さで展開が進んで気付いたら終わってた、という感じだった。
起承転結めちゃくちゃ分かりやすかったし、その継ぎ目が本当にきっちり分かれてたから展開が全く中弛みしなかったんだろうな〜まじすごいな〜
前半で全員の精神構造見せた後に後半でその精神の特徴これでもかと引き出してくるのも本当にお上手だった。
あとサウンドが良かった、音の強弱とか流れるタイミングとか活劇感強くて世界観にすぐのめりこめた。リピーターが多いのもわかる。

実直剛健で本当に主人公らしい今作の主人公である煉獄さんのドラマ性と、強火オタクよりも大袈裟に情動を表に出す炭治郎の組み合わせがめちゃくちゃ鑑賞者の感動を煽るやん、とか斜に構えたことを思いながらなんとか堪えられていた涙のダムは母上の登場で決壊しました。漫画読んでなかったから普通に展開に泣いちゃった。

涙を煽るタイミングが多すぎてずるいんだけどこれが映画として正解かとかは私が未熟過ぎてちょっと分からない。エンドロールでもちょっと泣いちゃった。でもまあちゃんと流行りに乗れました💮
この生命倫理に重きを置いたストーリーの作品で社会現象が起きる日本、少しだけ良い国に見える。とりあえず私は原作漫画を読みます。
オオハラメグ

オオハラメグ