積極的に見に行く気があったわけではなく、子供の付き添い半分、ここまで話題になってるからには劇場で見て損はないだろう期待半分で見に行って概ね満足。
原作は全巻既読ながらもアニメは流し見程度だったのは原作通りアニメ化しているからこそのギャグのノリや間に違和感を感じていたからで、映画でもそこは同様に違和感を拭えなかったが、アニメシリーズ以上のド迫力で見れたバトルシーンは圧巻。かっこよかった。私が子供の頃に楽しんでいた漫画原作アニメから技術跳ね上がってんなーと興奮した。
炭治郎推しなので、夢の中で何度も〇〇して目覚め向かっていくあの展開に改めて心を動かされ、無意識の領域へ闖入した他者に対して心が洗われるような優しさで包む展開に感動したりと、既に知った展開ながらも映画で改めて見ても十分楽しい。
ギャグのノリと間以外にも台詞が多くズラズラ喋り通しな点も気にかかり、原作をそのままアニメ化している点で評価されている節もあるようだが、個人的にはどうだろうという気持ちで評価しきれない部分なんだけど、内容が良く台詞回しもキレイなので、むしろ子供の心に印象深く残っていたらいいなとも思え、完成度とは違った部分で多様に魅力のあるシリーズなんだろうと考えさせられた。
人気コンテンツの映画とは言え2時間を超えていて何度も見に行く子供たちが多くいると聞いて驚いたが、実際に子供たちを連れて鑑賞し、夢中になり楽しんで「もう一回見たい！」と言わしめるほど感動させた姿を目の当たりすると、大人が云々するコンテンツじゃなく、子供たちのこの気持ちがこの評価（人気）を生んだんだなと実感した。
「言うはずないだろうそんなことを、俺の家族が！！」
炭治郎の声好き。
