ブータン 山の教室のfaeriefilmieのネタバレレビュー・内容・結末

教師を辞めてオーストラリアに渡りミュージシャンになることを夢見る青年・ウゲンが、世界一の僻地と呼ばれるルナナ村の学校へ赴任されることに。ウゲンは教師に向いていないわけではなく、むしろめちゃめちゃ教師に向いている人で、こどもが好きすぎて人の世話が好きすぎて、逆に普通の教師業では物足りず、歌手として認められたり求められたりする自分に存在意義を見出したのではないかと思った。「ブータンは世界一幸せな国と呼ばれているのに先生は幸せを求めて外国に行くのですね」というルナナ村の村長の言葉が胸に刺さりまくったけど、最終的にオーストラリアに渡りミュージシャンを目指してみるウゲンのチャレンジ精神も素晴らしいなと思った。