ベタベタな少女漫画だけどそれが結構おもしろくてリラックスして観れた。恋愛に悩んだり、友情に悩んだり、スポーツに打ち込んだり、カフェでバイトしたり、それぞれがそれぞれの青春を謳歌していて微笑ましい気持ち>>続きを読む
とても不思議な映画だった。懇切丁寧に理路整然と物語は進んでいくし、人々の言動に矛盾はなく理に適っている。それなのにどうしてこんなことになるのだろう?どうしてこの選択がこの結末に繋がるのだろう?エゴイス>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
最初から最後まで怖い。定点カメラが急速に自分も逃げ隠れしているような気分に巻き込む。
エバがソフィに電話で「泣かないで…静かにしないと見つかっちゃう…」と言った時、いやいやこんな状況で泣かないなんて>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ジョヴァナは、ピンクの雲は必ず消えて必ず元の生活に戻れると信じていた。それは当たり前のことで何も不思議なことではないと思った。むしろヤーゴの「雲を受け入れろ」という言葉や、息子のリノの「雲が好き」とい>>続きを読む
誰にも感情移入できなかった。陽菜はまあ戻ってくるんだろうなってわかりきってるから感動とか無いし、それよりずっと雨の日は嫌だなあって余韻が残った。映像は綺麗だった。
このレビューはネタバレを含みます
初鑑賞。公開された2016年当時に観た人達は瀧くんと三葉ちゃんが再会した2021年のことをまだまだ未来の話のように感じていたのかもしれないけど、2023年に初めて観たわたしはすべて過去の話になっていま>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
馬が好きで競馬が好きなので鑑賞。市場で格安のサラブレッドを競り落とし、それがディープインパクトみたいな強い馬になったりとかなのかな?と思ったら、繁殖牝馬を購入して種付けして生まれた仔馬を競走馬に育てる>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ハルを瞽女にするため、心を鬼にしてハルを厳しく躾ける母親のトメ。トメが鬼にならなければ、最初の親方であるフジの意地悪に耐えられず、ハルが瞽女になることは挫折していたかもしれない。そしてトメが鬼にならな>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
10代の頃から知るルイス・ウェインと彼の作品。わたしはルイスは統合失調症の治療の一環(絵画療法)として絵を描き続けていたのだと思っていた。だけど彼は病気になってからも家族のためにとにかく働き続けていた>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
レバノンのイメージが大なり小なり変化する映画。マスコミはレバノンという国を危険な国であることしか報道しない。しかしレバノンという国は歴史があり、多様性があり、美しい自然に恵まれた豊かで誇り高い国なのだ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
圧巻の159分。エルヴィスを殺したのは120%パーカー大佐だと断言していい映画。パーカー大佐はエルヴィスから踊ることを奪い続けた。レコーディングでも踊らなければ歌えないと言っていたエルヴィスが、最期の>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
子を産む苦しみと子を殺す苦しみは似ているのかもしれない。サミアの腕から解放されたこどもの大きく泣く声は産声のようで、サミアはその時ようやく母親になれたような気がした。曖昧な結末だけど、最後の言葉でサミ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
教師を辞めてオーストラリアに渡りミュージシャンになることを夢見る青年・ウゲンが、世界一の僻地と呼ばれるルナナ村の学校へ赴任されることに。ウゲンは教師に向いていないわけではなく、むしろめちゃめちゃ教師に>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ペギーの言う通り、サンドラはこどもの話によく耳を傾ける母親で、自分で家を建てることを思い付いた経緯もこどもの話がきっかけだった。シングルマザーとしてのめまぐるしい毎日や、DV元夫の言動にたびたび悩まさ>>続きを読む
時代錯誤では?という作品への第一印象は大会への出場を反対する理由としてヨランダが指摘。アレックスが男か女かという問題よりも、そもそもミス・フランスという大会自体が女性差別であり男性差別である、という批>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
恋を知らないというよりは何も知らない人魚と、恋を捨てたというよりは何も捨てられない男の物語。人魚というこどもの頃から慣れ親しんできた存在よりも、パリの街をローラースケートやトゥクトゥクで駆け抜けていく>>続きを読む
原作漫画未読ですが、すごく面白かったです。アクションとコメディとシリアスのバランスがちょうどよく楽しめました。岡田くんが最高だけど、他の俳優陣も素晴らしくて、誰も誰にも負けてなかった。エンドロールで流>>続きを読む
原題 (If Beale Street Could Talk) そのまま、小説を読んでいるような詩集を読んでいるような感覚に陥る映画だった。色褪せることのない過去と対峙する未来の狭間で、淡々と語られる>>続きを読む
エイミーの心身の問題を解決できるのは母親である自分しかいないとばかりに孤軍奮闘するタニア。けれども同じ時間、同じ場所、同じ体験を共有したタニアだからこそエイミーの心の中で起きている悲劇に気付けなかった>>続きを読む