なかなかお目にかかれないし初めてだと思いますブータン映画
とにもかくにもティザー画にも映っております委長のペムザムちゃんが可愛すぎて!とても気になっていたけど劇場で見逃した作品です。
ブータン北部、ヒマラヤ山脈の標高4800mの高所にある人口56人のルナナ村が舞台
実際のルナナ村人が多数出演されているらしく、恐らくリアルな村の生活が垣間見れるという点でも貴重な作品だと思います。
先生の敬われ方も凄いですが、ミルクをいただき💩が着火剤に!?ヤクすげー!と思っていたら、「ヤクに捧げる歌」という伝統歌が出てきて、この歌がまた素敵🎶
こういう村や島に伝わる伝統歌って大好きです。
その歌だけでも歴史を感じられるというか。
そこの風景とともに聴くと尚更良い。わけもなく感動して涙が出ます。
そして、この歌はヤクだけではなく万物に捧げているといいながら毎日歌う女性。こういう考え方も本当に素敵。
もちろん、美しいと比例するように厳しい自然に囲まれた土地ですから、祈りのような意味あいもあるのだと思う。
作中では先生は冬になる直前に下山しますので、厳しい冬の村の様子までは描かれていなかったけれど、雪に覆われるという冬の厳しさも見てみたかったな。
フィクションですから、ちょっと泣いたくらい良いお話にまとまっていましたが、へんな作り物感なく、自然と調和されたような…とても素敵な映画でした。