最愛の大地

still darkの最愛の大地のレビュー・感想・評価

still dark(2019年製作の映画)
4.6
これまたAmazonプライムで鑑賞。
またまた40分の短編映画。

高橋雄祐が監督、脚本、主演を務める。
あらすじは盲目の主人公ユウキが小さなレストランで仕事に励む様子を描いた作品。

若干話は逸れますが、「コーダ あいのうた」が聾唖の演者さんをキャスティングしていた。
今回も盲目の主人公ということで、監督から主演を務めた高橋雄祐さんは実際の演技を見ていても、一挙一動がすごく細かくリアリティに溢れており、コーダのように高橋さんも盲目の方だと思ってましたが、なんと違いました…。
ちょっとあなた演技うますぎでしょ!!
とはいえ、気になって高橋さんのことを調べると飛蚊症は患っているようですので、視力には少し影響を及ぼしているようです。


登場人物は3人
主人公と店長と同い年の従業員
本当にこの3人だけ。

盲目というハンディキャップを背負いながら、熱心に仕事に打ち込む姿にはやっぱり心打たれてしまうし、同い年の従業員であるケンタがめっちゃいいやつ。
実際にハンディキャップを持っている友人が今後できたら、こんな風に接していきたい。

そしてこの映画の凄いところは、見る人によってはハッピーエンドかバッドエンドか意見が別れると思います。

先日の「カランコエの花」同様に本当にこういう素敵な作品がもっと世の中に広まればいいのになぁと思う今日この頃です。
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