クトゥルフ神話やラヴクラフトについては全然詳しくないので、原作の設定や小ネタなどは分からずピンとこなかったけど、トンデモ系SFホラーとして結構面白かった。
宇宙からやって来たその“色”からは逃れることができず、無慈悲にも次々と犠牲になる展開と救いのない陰鬱なラストに気分が滅入る(とにかく子どもたちが不憫でならない…)
ピンク色に染まった幻想的な世界に狂気や混沌が入り混じった強烈なビジュアルはインパクト大で、原作小説にある“見たことのない色”を上手く表現しているなと思った。
本作に出てきたクリーチャーがグロキモくて結構好みのデザイン(遊星からの〜に出てきたヤツに似てる)でGood♪
そして今回も鬼気迫る演技で大いに楽しませてくれたニコラス・ケイジは必見(トマトのスラムダンクはツボったw)
ただこのクセの強い独特な世界観と意味不明な結末は原作ファン以外にはちとオススメしづらい…。
