原作を少し前に読んでたんだけど、一体どう映画化するんだ？？と思ったらかなり飛距離出ましたねってくらいの肉付けっぷり。
東洋経済のインタビューではこれまで原作ありの作品を映画化してこなかった背景について語っていたんだけど、実るほど首をたれるなんとやらという感じで、めちゃくちゃ謙虚なんだなと思った。
このスケールでこの俳優陣でプロジェクトマネジメントするってよっぽどのスタミナだと思うんだけどね。
とはいえ、相当の直球で来ましたねというか、4マスをやんわり揶揄してるように見せかけて、台詞の説明過多なところからもマスを狙いにきましたよ、わかりやすく作ってますよというのは把握できます。
テーマが重厚な分、これくらいポップにコミカルにやった方がいいんだと思う。まさみの役好きだったなー、今後はもっともっとズブズブの汚れをやってほしい。やらないと思うけど…
そして大賀くんよ！若手(ていうかアラサー?)俳優では独走じゃないですか。明後日からまた新作公開だけど頑張って！私は絶対、絶対見ませんけど！！
でも一番最高なのは北村有起哉さんなんじゃない？福祉課にいそう感すごいもん！
毎回更新してくる西川女史、さすがですと唸ってしまうんだけどこの人に欠けてるのは多分あんまり「生活」を知らないことだな、と思う。
何が言いたいかというと、冒頭のすき焼きのシーン、普通は換気扇回しますよってこと。
