人生の殆どを刑務所で過ごしてきた元ヤクザ。
出所したが元ヤクザ、前科者ということもあり娑婆で生きていくのは難しく…といった内容で。
最近の邦画はあまり観ないんですが、アマプラライトユーザーな友達らが
観たー良かったーというので観てみた。
うーん切ないですね。役所広司演じる元ヤクザは、狂気や暴力を正当化したりする。
しかし弱い者いじめを見過ごせないような正義感を持ってたり。
街中での強盗や職場内のいじめを止めるなど、正義を遂行するために立ち上がるまでは良いが、バトルモードの加減が出来ない…行き過ぎた暴力になってしまうその原因の一つに幼少期に母親からの愛情不足やネグレクトなどの家庭環境が影響しているかも、とあった。
あーなんかそれ分かる気がするなぁ。
自分の幼少期も近いものあったかもしれんなぁ。
元ヤクザの、社会ではダメな自分の中の暴力衝動を止めようとして苦しみ、持病の為?精神安定剤?の薬を飲むシーンは…娑婆で生きていけない、生きるには凄まじいストレスがかかる人の辛さがね。辛いですねぇ。
誰しも社会と自分と戦ってるんやなーとしみじみ思いましたとさ。