このレビューはネタバレを含みます
Netflixで適当にSFっぽいホラーを調べていておもしろそうなタイトルだったため鑑賞。
格差社会とカースト制度がわかりやすく可視化されていて、アイデアがおもしろい。
かなり宗教的だった。
自分自身は『どう在るか』の問いかけ。
はじめタワマンみたいやな〜とかおもったけど、
日本に生まれた時点で15階〜30階のどこかに当てはまりそう。
下層階、たとえばインドのダリット・北朝鮮の最下層成分のことなんてじぶんは見てもいない。知りもしない。
そして、物語の流れ、主人公の意思、かなりキリスト教的、一神教的とかんじた。
主人公、禁煙外来にでもにきたのかってくらい呑気だったけど、すさまじい成長度合い。
あるひとつの確固たる神(理想)がいて神にはたらきかけて運命を変えようとするところ。
わたしは多神教的であるし、
神を変えようとはおもわない。
神はいるとはおもう。たくさん。
下層階になったらそれが天命、
受け容れる。
生きるために人を殺し食べることができるようならやる。できないなら死ぬ。なったら考える。
その環境や状況によって思考は変わるだろう。
あとあのシステムが多神教的システムだったら、低い確率ではあるが上層階でおもわぬ災害による階層の転換や、死ぬ、とか起こりそう。上層階の安定性がかなり盤石。。下層階でも低い確率で頭使えば上層階いけるギミックがあるとか。
縦移動だけでなく横移動、斜め移動もできる、、多神教はそんなイメージ。
全員すぐれた宗教家だったらどうなるかなーとかおもったけど、
それほどの人をあの人数揃えられないな。。