一人で勝つより、仲間と一緒に負ける方がいい
個性強すぎのゲイの水球チームに
ゲイ嫌いのコーチがやってきた!
しかもこのコーチ、
同性愛者への問題発言の罰として
このチームのコーチを命じられたのです。
このあらすじだけで、もうおもしろいでしょ?
だからすごく期待して観ました。
たしかに笑いどころはたくさんあって、
おもしろいんだけど…
スポーツものなので、
試合に勝ってチームの絆も強くなり…
みたいな展開を期待してしまい、
そういう点では少し物足りなかった感じです。
ラストは思ってたのと違う意味で泣けますが…
きっとインド映画でこの題材なら、
もっとおもしろくて感動作になったはず…
(私の勝手な偏見ですが💦)
せっかくのおもしろい設定なのに、
ちょっともったいないな…
こんなふうに思ったこと、前にもあったな…?
と思ったら、
『五月の花嫁学校』を観た時もそう思いました。
これもフランス映画でした。
このチームのメンバー、
練習中にパンツは脱ぐは(笑)
(…なんでそこで脱ぐねん!てツッコミたくなる笑)
大事な試合の前夜に
あんな事やこんな事はするわ…
もうめちゃくちゃ…
おふざけが過ぎる小学生男子みたいです。
(小学生がやってはいけない事もいっぱいやります笑)
この人たち、やる気(勝つ気)あるの?
…いや、無いな💦
そんな彼らだけど
試合前のかけ声はやたらとかっこよかった。
急に団結する!笑
そしてこんなふうに表向きは
ふざけてばかりで明るく振る舞ってるけど、
それぞれに悩みや苦しみを抱えていて…
だからこそ、
みんな仲間思いで、
なんか優しい世界なんです。
『愉快で愛しい仲間たち』
この副題がこの映画が言いたかったことのすべてのような気がします。
とにかくこのメンバーが愛しくなってきます。
エンドロールで実話だという事と、
“シャイニー・シュリンプス”
という水球チームも実在するのだと分かり、
実際の写真見たら泣けてきました。
もっと愛おしくなりました。
ゲイ嫌いのコーチ、マチアス役の
ニコラ・コブがかっこよかった!
スキンヘッドでムキムキの
こんな水泳選手普通にいそう。
最初はアウトローで
偏見のかたまりみたいな人だったけど、
途中から家族思いの、すごくいい人に見えた。
…っていうか本当にいい人になってた。
娘ちゃんが、またかわいいし、
ゲイのメンバーたちに対して何の偏見も無くて
普通に仲良くしてるのもよかった。
それにしても、フランス語聞くと眠くなる…
何度か寝落ちしそうになった💦
こんな理由で申し訳ないのですが、
だからフランス映画はちょっと苦手です…
もともと他の映画を観た時の予告を観て、
おもしろそうだから観に行こ!って
思ったんですが…
予告編の方がおもしろかったかも…💦笑
THE SHINY SHRIMPS
今日も映画館での幸せな一人時間を
ありがとう!!