観終わってすぐ口にした「これってさ、感想、なんて言ったらいいのかわかんないね」に、「言わなくていいんじゃない？」って返ってきて「そっか...そうだね」と頷いて、ものすごく満たされた気持ちで新緑を眺めながら暫しぼんやり佇んでた。そんな作品。
ジェシー役ウディ・ノーマン（撮影当時11歳）の、とても演技とは思えない、もうジェシーその少年のごくプライベートなドキュメンタリーフィルムなんじゃないかと思ってしまうような、彼の表情・一挙手一投足に心を奪われない瞬間はひとときたりともなかった。そして、それに戸惑いながらも寄り添うホアキンの優しさよ...。映像も素晴らしかった。
全体的に、シンプルだけど深みのある言葉が多いので字幕つけるの大変そうだなあとは思いつつ、あの "Blah-blah-blah…” の「ぺらぺらぺら」はちょっとニュアンスが違うかなあ、と（響きは似てるか...）。でもじゃあどうだったら良いのよ、と考えると実に悩ましい。
マンダロリアンを観て、マンドーとグローグーの関係に心を奪われた人にも強くオススメしたい（オマエまたそれか、って言わないで笑）
