LGBTに対する世間の冷たい目や
世の中の生き辛さを痛感させられた。
孤独に生きる主人公の下にやってきた
かけがえのない生きる希望。
生まれながらになんの罪もないのに
トランスジェンダーとして
一生辛い思いをしながら孤独に生きる
という事がどれほど辛いことか
それは当事者にしかわからない事。
わからない事なんだけど世間はこれを
わからないままにしていけないと思う。
トランスジェンダーの人に対しての
冷たい言動であったり心ない態度。
差別や偏見というのは万国共通というか
本当に何故無くならないのでしょうかね‥
『なんで私だけがこんな目に
遭わなくちゃいけないのよ‥』
と主人公が劇中で涙ながらに話すのだが
その言葉の重みは半端ないものだ。
何も悪くない。悪くないのに
こんな酷い目に遭わなくてはいけない
世の中は本当にむごい‥
泣けるというよりかはただひたすら
ずっしりと心が重くなる、そんな映画でした。