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サイレント・トーキョーのタクのレビュー・感想・評価

サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)
2.5
クリスマス・イブに爆弾予告が、、、
この爆弾は本物なのか?
そして犯人の動機は?
[ストーリー]
クリスマス・イブの聖夜にスクランブル交差点にて爆弾を爆破すると予告され政府含め、東京の人々、警察は混乱に陥ります。

遂に爆発が起きるその時間には、、
爆弾を設置した犯人を探す為にやってきた刑事。
怪しい行動をする実業家、その実業家を追う女友達、あらゆる人々が集まった時思ってもみない事件が起きる!
[キャスト]
佐藤浩市 石田ゆり子
西島秀俊
中村倫也 広瀬アリス 勝地涼
井之脇海 白石聖 野間口徹 鶴見辰吾
など
[監督] 波多野貴文
[感想]
・スリリングな展開
監督が「SP」のシリーズを手掛けた人という事もありスクランブル交差点で巻き起こる騒動だったり、リアリティのある描写はハラハラもしたし展開がどうなるかワクワク感もあり非常に良かったと思います。

最初のテンポ感は非常に良く、様々な人物で描かれる群像劇的な要素であったり点と点が繋がった時は見応えがあったのですが、後半は少しだけ失速もしたし、ストーリー的にもあまり面白味は無かったです。

・微妙な点😭
この作品はここまで豪華なキャストでなければ途中でやめてしまうかもしれません。
ラストの犯人の動機はとても重い事を題材にしつつも「それは市民可哀想〜」
と思う節もありました。

あと、そんなに若者アホかな?って思いました。そこまで従わないかな〜と思いつつも今の若者の社会問題的なことをしっかりと確信に触れていたのでこれを気にハロウィンとか気をつけてって思いました!
[最後に]
この作品の魅力は99分と短い時間のお陰でハイテンポである事です。
まぁ他には、特にないです(笑)
伝わってくるメッセージ性は重く、分かりやすいものなので是非見てください!

クリスマスという華やかなイベントをあえて絶望というのに変えたのは良かったです。


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