予想に違わず残念だったーー
観る前から絶対に"地雷"やんというセンサーが灯ったのだけど、恵比寿・渋谷という馴染みのあるエリアが舞台らしいので見始めた。やはりすぐ地雷確定だとわかったのだけど、結局"ながら見"で完走した（意味は違うが、本編での地雷シーンは悲惨）
せっかく豪華俳優陣がキャスティングされているのに、なぜなのだろう、もういつもながら毎度毎度の"2時間サスペンス感"に溢れていた。渋谷スクランブル交差点での爆発シーンもショボくてガックリ。しかも、お目当てだった恵比寿界隈は1ミリもそれとわかるシーンがなかった。
テーマが戦争反対なのはわかるのだけど、犯人はいったいどのようにわからせたかったのかさっぱり理解できない。爆弾テロを起こし、平和ボケした国民、総理の目を覚まさせたい⁉︎ーーそんな風に見えたのだけど、それくらいで民意が変われるのだったら、過去のテロ事件でとっくに変わってそうなんだけどなあ。
原作小説があり原作者自らの演出で映画より先に舞台化されているとのこと。その舞台劇だとまた違う印象だったのだろうか...
