ダニー

アントマン&ワスプ:クアントマニアのダニーのレビュー・感想・評価

3.6
期待値ゼロで見に行ったからか、普通に面白かったです。何がと言われたら…コレ!ってものはないけど、少なくとも最近のMCUと違って眠くはならなかった。

SWと似てるって話があちこちにありましたけど…そうかなあ…まあ、下敷きにしたんだろ〜な…という絵面は確かにありましたけど、そんな事言ったら、SW以後のSFで影響されてないのなんてあるわけないし。差別化しようと頑張ってるのは伝わりましたよ。ってか、最近のSW関係の映画よりははるかに今作の方が良いスペース(?)オペラでしたよwまあ…量子世界に独自のデザインは欲しかったけど。

思えば、SWよりフィフス・エレメントを感じましたかねw

話的には全部が薄味。片付ける事、説明する事が多すぎるんでしょうね…多分。主人公の楽しい友達いるじゃないですか?3人くらい。あの人たちも一緒に量子世界に落としたら、めちゃくちゃ面白い映画になってたと思うなあ…まあ、カーン自己紹介に時間を割かないといけないから登場シーンゼロなんだろうなあ…
 
監督的にはどうなんですかね?自分がやってきたアントマンシリーズの締めくくりみたいな作品で、自分以外の映画のために長い尺を占領されるのは…複雑なんじゃないでしょうか。

唯一気になったのは、カーンに強さとかカリスマを全く感じない…というのと、早くもカーン役の人の演技が底をついたような気がしたこと。なんか芝居はうまいですけど、ほんとに全部同じじゃないですか?サノスには幅がありましたよ。
ダニー

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