Omizu

アントマン&ワスプ:クアントマニアのOmizuのレビュー・感想・評価

3.5
MCU作品。アントマンシリーズの3作目で、監督は引き続きペイトン・リード。

もはやMCUを映画館で追わなくなった。ドラマ観ないもん。もう知らん。

さて本作だが、悪くない出来では?確かに全体に『スターウォーズ』の焼き直し感はあったが、そこまで長くない尺でキャラも立っていて退屈しない。

最近のヒーロー映画のレベルが高すぎるんじゃないか。だから観客が求めるハードルが高くなる一方なんだよね。

ストーリーとしてはアントマン一家が再び量子世界に送られて脱出できるか、というシンプルな話。重要なヴィランであるカーンが登場する。

穴はある。逃げ続けられたのはただラッキーなだけとか、カーンがあまりに無力に見えるとか、アリの展開はご都合主義とか。

でも娘の『ザ・スイッチ』キャサリン・ニュートンもよかったし、ミシェル・ファイファーもよかった。キャスト陣が生き生きしていたのが観ていて爽快。

バーにいるモンスター、デススターみたいな帝国タワーとかあまりに『スターウォーズ』で独創性はあまり感じないのは事実。

飛び抜けて良くもないけど悪くもない。初期のMCUみたいに単純に楽しめる娯楽作という感じかな。
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