MCU作品。アントマンシリーズの3作目で、監督は引き続きペイトン・リード。
もはやMCUを映画館で追わなくなった。ドラマ観ないもん。もう知らん。
さて本作だが、悪くない出来では?確かに全体に『スターウォーズ』の焼き直し感はあったが、そこまで長くない尺でキャラも立っていて退屈しない。
最近のヒーロー映画のレベルが高すぎるんじゃないか。だから観客が求めるハードルが高くなる一方なんだよね。
ストーリーとしてはアントマン一家が再び量子世界に送られて脱出できるか、というシンプルな話。重要なヴィランであるカーンが登場する。
穴はある。逃げ続けられたのはただラッキーなだけとか、カーンがあまりに無力に見えるとか、アリの展開はご都合主義とか。
でも娘の『ザ・スイッチ』キャサリン・ニュートンもよかったし、ミシェル・ファイファーもよかった。キャスト陣が生き生きしていたのが観ていて爽快。
バーにいるモンスター、デススターみたいな帝国タワーとかあまりに『スターウォーズ』で独創性はあまり感じないのは事実。
飛び抜けて良くもないけど悪くもない。初期のMCUみたいに単純に楽しめる娯楽作という感じかな。