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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!の記録のネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

どうせ、、って思ってたけど予想以上に面白かった
構成がわかりやすいしもちろん音楽もいい


ミュージカル作曲家のジョナサンラーソンの実話
常に曲のことを考えているが、お金もなくてバイトでその日暮らしで友人と彼女と楽しい日々を過ごす
発表会の自分の作品のために、自分の友人や彼女との時間を犠牲にして作曲に没頭する
そのせいで全ての関係が崩れていく
葛藤しながらも遂に発表会直前に悩んでいた最後の一曲を仕上げ、大成功
エージェントから好評の電話が多くきたと聞いて喜ぶが、次回作に期待と言われる
つまり今作「スーパービア」ではブロードウェイには行けないと告げられる
ジョンはここまで犠牲したのにこれをずっと続けなければならないということがわかり絶望して作曲家を諦めようとするが、有名作家からの直接の褒め言葉と、幼馴染のゲイの友人(HIVが判明し寿命が短いことがわかった)からの後押しから作曲家を続けることを決意
ジョナサンラーソンは次の作品「Tick, tick... BOOM!」、そのあとの「rent」を完成させ、「RENT」はブロードウェイで12年もののロングラン大作品になる
しかし彼自身は「RENT」初回講演前日に急逝し自分の作品を劇場で観ることはなかった
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