▶︎ リン=マニュエル・ミランダ
▶︎ スティーヴン・ソンドハイム
▶︎ ジョナサン・ラーソン
佐久間宣行さんが「自分が20代に見てたら食らいすぎてた」と書いていた*のだけれど、見事に食らいすぎた。やっぱり自分はこっちの界隈に住んでいる人間なんだよなーと、改めて。
出会い、別れ、葛藤、無力、感慨、疑問。そのどれもが必要不可欠で、ピースが積もって集まって、彼の人生は歌になる。そして、何かが起きても起こらなくても、できるのはただ続けることだけなのだ。アーティストって、こういうこと。
ブロードウェイを着々と登り詰めてきたリン=マニュエル・ミランダだからこそ、説得力のある演出でそれが伝わってくる。
『RENT/レント』でも同じですが、ジョナサン・ラーソンの作れる楽曲の多彩さ。'Therapy'なんて大天才じゃないですか……。悲しいことほどコミカルに。