このレビューはネタバレを含みます
色々ツッコミどころはあるけど楽しいアクション映画だった。全体的に製作陣のやりたいことと物語への調和が取れてない。無理やり入れ込んでる感がある。例えば、黒人とはじまる急なバトルとか、関係ないところで赤い車が横転するとか、挙げるとほとんどやっぱりアクションシーンで、これをやりたいんだなっていうことがめちゃめちゃ伝わってきた。ただもう少し上手く物語に馴染ませて欲しかった。あと、犯人を追い詰めるがなぜかチャリ少年がやってきて逃げられるという引き伸ばしにしか思えないような演出もあったりして結構不思議だった。(途中から感じなくなったけど)ただアクションは見やすい。何が起きてるのか把握できる。あとライブで全ての人が事件がどこまで進展しているのかを知れる状況なのは普通に問題だと思う。見てる人が善人だけとは限らないし、もっと言えば犯人がその報道を見てればどこまで刑事が掴んでいるのか、どこにいるのかを知ることができてしまうので、犯人に有利すぎではと思った。絶対主役最初はだいぶカメラしていいよっていいながら窓の外にカメラを投げ出すと思ってた。
途中ライブを見る視聴者のリアクションが入ったりして、ただのエンタメとしてしかこのライブが
機能してなくてそれはあの女性の意図に反するんじゃないかと思ったら最後利己的ながらも飛行機をよこしたり、利己的でもなく一緒に墓を掘り返す市民が出てきたり、あのライブはやってよかったって思わせてくれる仕掛けがあってよかった
