Hoshiduru

アダムス・ファミリーのHoshiduruのレビュー・感想・評価

アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)
3.4
周りがどう思おうが、私たちは幸せ!

コメディのはずなのに特に笑わず、最初からなんとなく切なさを抱えながら観てました…。

人と価値観が違って奇妙な生活をしているけれど、彼らは普通の人間であって….と思ってたけれどよく考えたらおかしい!普通に500年くらい生きてたぞ。
まあとにかく彼らは幸せなんですよ、彼らの世界で。そして普通に良い人!周りに自分達なりの幸せを振りまくし、家族想いで優しい嘘もつけるし、自分なりの正義を一本通してる。人が好きで堪らない。かわいい。これが普通に矯正された時の切なさがまた…「常識的だから良い」っていう問題じゃないのよね…。

キャラデザがとにかくかわいいなあ〜♡と思ったらメンインブラックの監督でしたか!そりゃあ私の萌えツボ押しなわけですわ…。
クリストファーロイドがもう…あざとい。彼の演じるゴードンが可愛い裏になんとなく切なさと闇が同居しててな、それがまたいいのよなあ。
あとゴメス役のラウルジュリア!なんか見たことあるなあと思ったら蜘蛛女のキスのテロリスト役の人ね。あの時も素晴らしかったけれど今回の可愛さは本当すごい。

笑わなかったと書いたけれど、子供達のシーンはニヤニヤしながら見てた。あの残酷さと可愛さの共存はいいなあ。そしてなんだか微笑ましい。学芸会のシーンの保護者席好きーー!
見てる途中はちょっと退屈だったかもしれないけれど見終わった時自然と心がほかっとするいい映画でした…!
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