百鬼園先生

若い恋人たちの百鬼園先生のレビュー・感想・評価

若い恋人たち(1959年製作の映画)
2.5
格差婚ストーリーとしての定型で進む前半はやや退屈。妹・団令子の心変わりぐらいから物語がスピンし始め、加東大介の潜入捜査から上原謙によるハニトラあたりが面白い。この映画の女性観や職業観は50年後の「アナウンサーの清廉性」とか言っちゃう価値観に繋がる。夫婦の車が山の手ではなく坂を下って行くラストが小気味いい。