百鬼園先生

東京の恋人の百鬼園先生のレビュー・感想・評価

東京の恋人(1952年製作の映画)
3.5
前半は贋作指輪を巡るコメディ。後半は死にゆく街娼の嘘に付き合う贋作夫婦の人情噺。森繁と妻の清川、妾の藤間のやりとりは安定のバカバカしさ。給仕にパチンコ玉渡して客の手土産を取りに行かせるとこ爆笑した。一方でサヨナラを言うタイミングや鏡越しの花火などグッとくる場面も。笑いと泣きの配分がめちゃくちゃで超楽しい。