金子監督とふくだももこ監督のトーク付きで。この手の舞台挨拶系でこんなに満足度の高いトークは初めて。
2人とも言語化がお上手でバイブス高くて、ワクワクが止まらない時間でした。
本作とは関係ないけれど、この手のトークショーで「大変だったシーンは」みたいな話をするくらいなら、監督×その作品が好きな人でじっくり喋らせる方が良いなと。
さて今作。
金子監督の言葉を借りれば“死(笑)”なお話。
人も動物も石も場所も、この世のありとあらゆるものには生があり記憶があり死がある。それぞれの持つ物語を見事にスクリーンに閉じ込めた映画です。
ふくださんの言う通り「帰り道が楽しくなる」ような、瑞々しくて劇的な一本。
「日常をスケッチする感覚で映画を撮っている」
「一生映画を撮り続ける」
金子監督の力強い言葉が印象的でした。