天羽忍

ネクスト・ドリーム/ふたりで叶える夢の天羽忍のレビュー・感想・評価

4.0
「ネクストドリーム ふたりで叶える夢」
バイデンさんがアメリカ大統領に就任確定のタイミングに「ネクストドリーム」が公開。
タイミングが合ったのか、意図的なのか・・「ネクストドリーム」はリベラル派の映画だと思う

主人公は音楽プロデューサー志望の女性(劇中にレジェンド歌手から、女性プロデューサーとは仕事した事がないと言われる)
二番手はレジェンド歌手に黒人女性(ダイアナロスの娘が演じている)
そして才能秘めている歌手志望に黒人男性
リベラル派の匂いが醸し出しているが、それを吹き飛ばす程にエンターテイメント作品として見事に仕上がっている

本作品のキャッチコピーが「プラダを着た悪魔」の音楽版と言うのも納得
でも、個人的には「ネクストドリーム」の方が良い
自分は音楽に精通してないが、音楽好きにはたまらない映画だと思う

脚本は王道中の王道だが、主人公の夢に向けての真っ直ぐな思い、レジェンド歌手の葛藤の描き方はしっかりしている。
物語の流れもテンポが良く楽しめる作品。
ラストは号泣

上映劇場が少なすぎるのが残念。シネコンでジャンジャン公開すればかなりヒットすると思う

映画を観た後は爽やかで前向きな気持ちになれる映画!
この時代にぜひ観てほしいです!
劇場が難しければDVDでぜひ観てください!!
天羽忍

天羽忍