アルコール中毒のコーチ、落ちぶれてしまった名門バスケチーム。その２つの復活劇。最後思いっきりスッキリするわけではないけど、このラストの方が現実味があって、色付けられていなくて好き。純粋な人生の難しさ、色を見せてもらった感じ。
アルコール中毒になってしまう苦しさと、立ち直れない苦しさ。
自分の行動にはどれだけの責任があるかという、人生の覚悟の大切さ。学校がジャックへ下した判断。あれは正解だったと思う。あそこで許してしまったら彼はさらに堕ちていってしまったと思う。
全ては自分次第。
劇中の言葉、
「過去はどうにもならないけど、未来は自分で選択できる」
これはすごい響きました。
ベンアフレック自身、撮影中にアルコール中毒だったそうで。経験者の語りは重く、伝わる。とても良い演技でした。
