昼行灯

バビロンの昼行灯のレビュー・感想・評価

バビロン(2021年製作の映画)
4.0
『ラ・ラ・ランド』と『雨に唄えば』にクソと小便とゲロをトッピングして強火で3時間煮込んだような映画。冒頭から客に向かって象のクソをぶちまけてくるという洗礼が凄い。デイミアン・チャゼルはこういうのがやりたかったんだな、と思うとちょっと嬉しい。

コントの数珠繋ぎみたいなシーンは多いし、唐突に幕を開ける江戸川乱歩ばりのアングラワールドもちょっと面食らうが、それでも気付けば好きなシーンのオンパレード。

「これ何の肉?」みたいな具材も多いが、とりあえず満腹感は高い一本となった。
昼行灯

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