珍北斎

バビロンの珍北斎のレビュー・感想・評価

バビロン(2021年製作の映画)
4.2
IMAXにて。
3時間ちょっとという時間で、前半のにぎやかすぎる肉々しさや、後半に向かうにつれ生々しく重くなる展開など、とにかく終始エネルギーにあふれてトバしまくりのため観るのには体力を要する作品。
内容も上映時間も全然前知識なく見たけど、しっかり睡眠時間とって体調万全のタイミングで本当によかった笑
でもそれぞれのキャラ立て(ブラッド・ピットは言わずもがな、マーゴット・ロビーの魅力がまあ凄まじい…!)がよく、笑いも含めたテンポのよい展開と、音楽も素晴らしいので、オープニングからエンドロールまでダレることなく最後まで見入ってしまった。
本作品のテーマは映画な訳だが、'NOPE'とは違うところからの「映画愛」をバシバシに感じた作品だった。安易と自覚しながらも、これを観たら映画って本当に楽しいと思うし好きでよかったと思うし、これまでよりもっと大切にしたいと思った。
前途の通り体力がいるので何度も見れる作品でないし、そこまで深読みするような作品でもないけど、また観たい。大画面のIMAXはもちろんよかったけど、ドルビーアトモスでも見てみたい。
珍北斎

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