鹿むら

バビロンの鹿むらのレビュー・感想・評価

バビロン(2021年製作の映画)
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2023/003

画面からむわあっと変な匂いがしてきそうなくらい猥雑で最初はびっくりしたけど、最後まで観たら「なるほどデイミアンチャゼル」だった。夢とうつつ、熱狂ののちの物悲しさ。

音楽(あとマーゴットロビーさま)がとにかく良いので、帰ってきて冷静になっちゃうと「ひょっとして上映中は魔法にかけられてたのかも?」と思うところも正直ある。観てるときはかなりグッときてしまった最後の俯瞰の映像や例の演出も、すんごくあざといもんなぁ…

興奮のままに観終えて、いろんな人のレビューとか観てたらちょっとスン…としてしまいました。ちょっとまだ何とまとめれば良いか分からない。 

そんな中これは1つ確実なことなのですが!
去年THE BATMANを「Dolbyで観た方が暗さが体感できる」という意見を信じてDolbyで観たものの、比較対象がなくいまいち効果を実感できておらず…
暗い時間帯や場所のシーンが多い今作を通常の映像で観たら、黒が明るすぎてすごく観づらく感じたので、「Dolbyで観た方が暗さが体感できる」というのはどうやら確かな情報のようです!参考までに!
鹿むら

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