これ去年の1月にパリ行った時にバス停にやたら広告が貼ってあった、というか広告そのものが少なくて、バビロンとサンローランのポスターだけやたら印象に残ってる。
マーゴット・ロビーは、アイトーニャとかもそうだけど野心家で短絡的なとこがあって派手に泣いたりはしゃいだりする役がすごくいい。
映画は長かった。
最初の方は、主人公のふわーっとしててマーゴット・ロビーに惹かれてふわふわしてるとこが「あの頃ペニーレインと」みたいだった。
ところで昔の映画関係者っていうのはそんなにも映画が教養と切り離された俗物ということを気にしてたんだろうか?
ギョーカイのバタバタ人が死んで、誰も気にとめない、っつーのはわりと私のギョーカイのイメージと近い。
変わり身早くて信条もなにもない奴の勝ちみたいな、それじたいちょっとグレートギャッツビーの印象に近いかも。